岐阜公園 信長居館の庭園跡を訪ねる                           戻る

岐阜公園信長居館で最大の庭園跡が見つかったのを踏まえて、2014年3月1日開催された現地説明会に参加した。
庭園の周りに高さ3メートル以上の石垣を築き迫力満点であった。
説明員の話では、当時の最高水準の技術で大きな庭園の造成に石垣を用いていたのは珍しいと言っていた。
居館の庭園の一部に銀閣寺の庭園の配置を取り入れるなど、当時の建築、造園の最高技術を駆使している。

岩盤を借景にした大庭園跡、
岩盤から滝が流れるように細工されていた。
約300坪に池や展望用の建物が建っていた。
庭園を囲うように築き長さ約34メートル
に達する部分もある。
石垣の排水設備らしい
大庭園に向かう石階段の跡
ここにも池があった。ビニールシートの下。
巨石を配置した庭園
大庭園の望む、後ろに2本の滝が見える。
青の線が滝のイメージ。高さ35メートルの岩盤
から流れ落ちるスケールはさすが信長らしい。
庭園の池の中に大きな石が発掘された。
三重の塔、大正3年にできたもの。
一説によれば信長の居室があった
ところと言われている。